石川繁コレクション
鶏の民芸品や飛行機、SLの写真などをご紹介。
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宮崎・熊本・大分コレクション
-------------------------------宮崎コレクション------------------------------------------------------

佐土原人形◆佐土原人形(宮崎県佐土原町 小玉清勝)
宮崎県は数は少ないが、土、木、紙の郷土玩具の三拍子が揃っている、
佐土原人形は、宮崎県を代表する土人形で、岩切和子さん(五代目)と「陶月」の小玉清勝さんの2人が活躍中です。
佐土原で土人形が作り始められた詳細な年代は不明であるが、寛保年間(1741〜1744年)に朝鮮人の陶工により伝えられたと言われている。節句人形として発展し、素朴で表情豊かな人形に出来ています。
ここの看板玩具にはもう一つ、延岡の昇り猿がある。
西階町の松本節子さんが作っており、昭和43年の年賀切手に採用されています。




-------------------------------熊本コレクション------------------------------------------------------

木葉猿◆木葉猿窯元天の酉(熊本県玉名郡玉東町 永田禮三)
熊本県には土、木、紙とバラエティに富んだ郷土玩具がある。
また、関係施設も整っているので、収集家には楽しい所です。
九州には何故か猿をモデルにした郷土玩具が多い。中でも、代表的なものに木葉猿がある。
鹿児島本線の木葉駅下車、徒歩10分。駅前の道を北へ行くと国道沿いに「木葉猿窯元」の看板が見える。
窯元の永田禮三さんは現在七代目を継いでいる。
この作品は、木葉猿の手法を生かして素朴さを失わないよう新年の開運招福を願い製作される干支シリーズの酉です。




-------------------------------大分コレクション------------------------------------------------------

日出人形◆日出人形(大分県速見郡日出町 門上彩雲)
大分県は別府をはじめ、県内至る所に温泉が湧き出しているので、湯治客の土産物は各所にあるが、さて郷土玩具として取り上げられるには今ひとつ決定打に欠けるものが多い。
門上さんは、大分市の美術学校を出てデザイン関係の会社に入ったが、昭和55年頃から脱サラで人形作りを始めた。
奥様も同じ学校の出身で、ご夫婦で土人形づくりをしており、今後が期待されて作者です。



その他2その他1


2018.06.22 Friday 08:29
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福岡・長崎・佐賀コレクション
-------------------------------福岡コレクション------------------------------------------------------

津屋崎人形◆津屋崎人形(福岡県宗像郡津屋崎町 原田半蔵)
福岡県は郷土玩具の宝庫といわれ、多種多様の玩具類を見ることが出来ます。土鈴も製作する方も大勢います。
古博多人形の流れを汲むといわれる津屋崎人形ですが、創業は明治5年(約230年前)とのこと。
最初は、ロクロを用い、火消し壺、アンコ火鉢、カメ等の生活用品を製造、その後次第に庶民の生活に結びついた素朴な土焼人形や動物類(干支他)を製作に至り今に続いている。
初代半兵衛以来、代々「半」を名乗り現在五代目です。
平成5年の太鼓乗り酉土鈴は年賀切手のモデルになりました。



小郡人形◆小郡人形(福岡県小郡市 森山天鈴)
太宰府市の南15キロほどに小郡市がある。ここに住む森山さんは新しい土鈴の作者です。
小郡市は弥生時代の遺跡が豊富で沢山の遺物があり埋蔵文化財の宝庫とまで言われています。
都会にはない農村の素朴な風俗があり、そうした環境の中から誕生しました。
人形は久留米市観光協会会長賞を受賞、土鈴は日本商工会議所会頭賞を受賞しています。
また、美宝福音土鈴は全国で初めて考案した「複合音」の土鈴であり実用新案を出願中です。



-------------------------------長崎コレクション------------------------------------------------------

古賀人形その1◆古賀人形(長崎県中里町 18代小川 亮)
長崎県は江戸時代唯一の開港地として南蛮貿易が盛んに行われましたが、土鈴の形や彩色にも、その影響が強く残っていて異国情緒あふれる郷土玩具が多い素朴さが魅力の古賀人形。
その表情は愛らしくも時を感じさせる。
京都の伏見人形、仙台の堤人形と並び日本三大土人形と称される。


古賀人形その2古賀人形の歴史は、今から四百年前、文禄元年(1592年)旧長崎御用達、土器師、常陸之介と称するものが日本漫遊として来崎した。
一年余りの滞在中に小川家三代目、小三郎に土器製造の技法を伝授した。農業の傍ら副業として神仏用及び儀式用の土器を作っていたが、晩年の頃より小型の人形も製造するようになった。
これが古賀人形の発祥になっている。




-------------------------------佐賀コレクション------------------------------------------------------


のごみ人形◆のごみ人形(佐賀県鹿島市能古見 鈴田道子)
佐賀県といえば伊万里焼があまりにも有名ですが、土人形でも各所に窯があり、伝統あるもの、新しいものと入り交じり作られている。
のごみ人形が作られているこの地は、九州有明海に面し、霊峰多良岳を控えた山紫水明の佳境です。
昭和20年から作られていますが、年賀切手のモデルに二度もなった干支鈴がよく知られています。

唐津曳山人形◆唐津曳山人形(佐賀県唐津市 野口 善光)
稲の取り入れがだんだん終わりに近づく頃佐賀県を代表する例祭「からつくんち」がくるくんちのハイライトは曳山で、その激しい動きの中に唐津っ子の意気込みが示される一番新しい時でもある。
文化財である(現在14台が保存されている)曳山と人形として製作したものです。
運輸大臣賞と日本商工会議所を受賞しています。



弓野人形◆弓野人形(佐賀県武雄市 三代目江口 勇三郎)
現代人が求めているのは泥臭い素朴さである。
それを満たしてくれるものに弓野人形がある。武雄市西川登町弓野がその創業の地であり、現在の産地である。
その歴史は明治5年(1882年)にさかのぼる。



多久土鈴◆多久土鈴(佐賀県多久町 倉富 博美)
倉富さんの土鈴の数々は、異国情緒あふれるものが多くある。博多人形師の元で腕を磨いただけに、型もしっかりしており、彩色も丁寧で大変精巧な仕上がりです。



2018.05.16 Wednesday 08:26
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愛媛・高知・徳島コレクション
-------------------------------愛媛コレクション------------------------------------------------------

木彫◆木彫人形(愛媛県松山市 木彫人形工房 南雲)
愛媛県は期待される玩具が少なく、わずかに松山市と伊予市に見られるだけである。
それだけに入手に苦労しました。
県の物産協会に問い合わせ、南雲を紹介してもらいましたが、十二支のセット物の販売しかしていないという返事。
何度もお願いしてやっと手に入れた一品です。
厳選した美しい木目の木を使用し、日本の四季をテーマにした各種の人形等を作っている創作人形工房です。



御阿礼◆御阿礼の鶏(愛媛県伊予松山市)
「御阿礼(みあれ)」とは、神宿りとか神の降臨を意味します。
「古事記」によると、高天の原が闇の世界に包まれた天照大神の岩戸籠もりの時、思金神はまず、「常世の長鳴き鳥」を集めて啼かして夜明けを告げ、天宇受女命が踊り狂って騒いで、天照大神を誘い出したという。
この「常世の長鳴き鳥」が「鶏」のことで、この神話は「御阿礼の証」と言われ、邪気を祓うとされています。
また、中国では「鶏」には文・武・勇・仁・信の五つの徳があるとされています。
一閑張「御阿礼の鶏」は「家に福の神の降臨を告げる鶏」として泉王子家に伝わるもので、座右に置いて精進すれば「心願天に通じて自ずから手中に転座する」とされています。



-------------------------------高知コレクション------------------------------------------------------

安芸土鈴◆安芸土鈴(高知県高知市 土佐民芸社 岡内秀一、美詠子)
高知県は郷土玩具といえるものが大変少ないところです。
土佐和紙、土佐紬、万寿笹など多くの民芸品はあるのですが、郷土玩具は今ひとつ活気がない。
安芸土鈴は以前安芸市で作られていましたが、製作者がいなくなり今は高知市内の土佐民芸社が型を譲り受け製作しています。
岡内ご夫婦は、そんな消えかけている郷土玩具作者の何人かを支え、復元品も含め製作にいそしんでいます。



長尾鶏◆長尾鶏


-------------------------------徳島コレクション------------------------------------------------------

徳島


2018.04.17 Tuesday 08:30
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広島・山口・香川コレクション
-------------------------------広島コレクション------------------------------------------------------

宮島張り子◆宮島張り子(広島県廿日市市宮島町(旧佐伯郡) 田中司郎)
広島県は郷土玩具の好きな方には楽しみのある地域で、伝統的な土人形あり、張り子あり、木の玩具もありバラエティに富んでいる。
宮島張り子は、世界の数カ国と我が国に古くから伝わる伝統技術と技法を当地に導入し、それをベースに瀬戸内の温暖な気候風土の中で生きる動物たちや、現在に伝わる文化遺産などをテーマにした民芸玩具創りを昭和50年から始めたものです。



-------------------------------山口コレクション------------------------------------------------------

石人形◆石人形(山口県秋芳町)
山口県は、伝統的な郷土玩具にはあまり恵まれない土地です。
でも、歴史的な観光地が各所に点在しており、将来が期待できるものがいくつかある。
カルスト台地と秋芳洞で知られる秋芳町では、長州土鈴の蔵本重之さんが各種の土鈴を作っています。
この作品は、蔵本さんのものではありませんが、石作りのもので、一般的に売られているものです。




-------------------------------香川コレクション------------------------------------------------------

土鈴四国は各県とも土鈴の少ない地域ですが、高松の大崎豊五郎さんが何ともユニークな土鈴を作っています。
郷土玩具としては、四国随一の宝庫で、県内の各所に散在しているので、大いに楽しめる所です。







2018.03.05 Monday 09:27
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鳥取・島根・岡山コレクション
-------------------------------鳥取コレクション------------------------------------------------------

わら人形◆にわとりのわら人形(鳥取県鳥取市)
私の鶏コレクション第一号です。
昭和43年4月に大阪の航空会社に入社、その年の5月の連休に旅行した時、手に入れたものです。




木地人形◆岩井温泉の木地玩具(鳥取県岩美郡岩美町 小椋昌雄)
山陰地方というと何か暗いイメージが伴うが、郷土玩具の世界では豊かで明るい地方である。
鳥取市から東へ砂丘を抜け、浦富の海岸から山手に入ると岩井温泉。
この温泉町で岩井温泉の十二支などの木地玩具を小椋昌雄さんが挽いている。
木地玩具は全てロクロで挽いた細工物で、干支の動物の各部を別々に挽き、卵形の胴体に接着剤で付け、彩色して出来上がりである。この十二支は昌雄さんの父で木地師であった幸治氏が昭和9年に商工省の工芸展で見事入選したのが作り始めである。
また、昭和39年の辰年の年賀切手に採用されたので、比較的に知られるようになった郷土玩具です。



-------------------------------島根コレクション------------------------------------------------------

出雲竹人形◆出雲竹人形(島根県簸川郡佐田町 勝部誠次)
島根県は日本海に面した山陰随一の観光都市だけに郷土玩具もバラエティに富んだ物が豊富にある。
この竹人形は、戦後の昭和32年に県の郷土玩具コンクールに入選した竹獅子の影響を受け、佐田町の勝部誠次さんが作り始めた物です。
出雲地方の奥地を流れる神戸川のそばに群生する、豊富な竹を素材に作られた人形で、それほど太くない竹だけが竹の持つ直截な線と節を生かし、一つ一つ丁寧に削りあげて作られている。
主な作品は、出雲地方の神話を題材にしたものが多く、稲田姫、因幡の白ウサギ等々40種余りある。
作者の勝部さんは戦後シベリア抑留中に習得した白樺細工の木彫技術を生かし作り始めたとのこです。



-------------------------------岡山コレクション------------------------------------------------------

倉敷はりこ◆倉敷はりこ(岡山県倉敷市 生水幹一)
岡山といえば津山土鈴と言われるほど人気があります。備前焼は日本を代表する陶芸品としてよく知られています。
津山土鈴は入手していませんが、この作品は倉敷の伝統的な郷土玩具の倉敷張り子です。
生水さんの張り子は種々あるが、代表的なものに飾り虎と呼ぶ首振りの虎がある。小型は7儖未里發里ら大きい物で1メートルのものまで10種ある。
この地方では、男の節供に欠かせない贈りものである。



朝の挨拶◆朝のあいさつ(岡山県英田郡東栗倉村・美作の森 西田明夫)
日本でからくり玩具作家(職業として、素材に木を使ったおもちゃを製作している)という方は、十指に満たないと言われている。
既にさまざまな媒体や場面に登場している西田作品ですが、実は製作者である本人は三つの顔を持っています。
一つはプチホテル「田舎の日曜日」のオーナー、もう一つはからくりおもちゃ作家、そして最後が現代玩具博物館の館長としての顔です。
そんな西田さんが作るからくりは、まず最初にメロディがあります。そして、その曲のイメージに合わせたからくりを考えていくとのこと。
特別に注文して作ってもらいました。



玉島だるま◆玉島だるま(岡山県倉敷市玉島 中桐一人)
玉島の集落は倉敷のだいぶ西で、玉島港が深く入り込んだ所にある。阿賀崎で小野キクエさんが、乙島で中桐さんが玉島だるまを作っている。
中桐さんは玉島ダルマの他に張り子の虎、十二支の張り子、面各種など郷土玩具を製作している方です。



2018.02.05 Monday 09:23
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和歌山・大阪・兵庫コレクション
-------------------------------和歌山コレクション------------------------------------------------------

和歌山◆右側/酉置物(和歌山県伊都郡高野町 新家虎雄)
1989年ウッディグランドフェア作品の一品です。焼加工で強調された木目が描く曲線が楽しい作品です。

◆中央/鶏合わせ(和歌山県田辺市 文左)
この作品も1989年のフェア作品で、郷土に伝わる紀州ヒノキの一刀彫り玩具です。



-------------------------------大阪コレクション------------------------------------------------------

大阪◆大阪府


-------------------------------兵庫コレクション------------------------------------------------------

兵庫◆長田神社の神鶏(兵庫県神戸市長田 長田神社)
兵庫県は瀬戸内海から日本海にまたがる広い地域だけに郷土玩具もまたバラエティに富んで散在している。
これは長田神社の授与品で、このほかにポッペン、鬼面などがある。
神鶏は、雌雄一対の高さ5cm位の白い鶏で、頭部は赤、尾羽の先が彩色されている。
社伝によれば御祭神の事代主神のご神託によりお祀りしたのが始まりとされている。そして、ここでは鶏は神の使いとして大切にされており、戦前には沢山の鶏が飼われ「鶏の社」として親しまれていた。



2018.01.17 Wednesday 08:05
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滋賀・三重・奈良コレクション
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小幡人形◆滋賀県神崎郡五個荘町 細井源悟)
滋賀県は、郷土玩具といえるものが少ない所です。その中でもこの県を代表する郷土玩具として小幡人形があげられる。
平成元年、8代目細井文蔵が77歳で亡くなり、後継者が心配されていた。しかし平成3年頃から長男源悟さんが9代目を継ぎ製作を始めている。
小幡人形は、このあたりの地名が神崎郡五個荘町小幡からの呼び名で、土地では「小幡でこ」とも呼ばれている。
源悟さんの土人形製作に拍車をかけるように、小槌葉川ねずみ(昭和59年)に続き、桃持猿(平成4年)が年賀切手の図案に採択され、またまた小幡人形が注目を浴びるようになった。






小幡人形



-------------------------------三重コレクション------------------------------------------------------


三重


三重



-------------------------------奈良コレクション------------------------------------------------------


奈良◆石津工芸土鈴(奈良市高畑薬師町 石津玉仙)
奈良県といえば京都以上に古い都であり、また観光都市でもあるだけに新旧入り交じって郷土玩具があり、結構楽しい町である。
石津玉仙さん(女性)は正倉院の御物などを写した古楽面の作者で、土鈴も工芸品として考えていらっしゃるとか、みごとな仕上がりです。
手にとって楽しむというより、素敵なインテリアといった感じです。




2017.12.13 Wednesday 08:29
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京都・岐阜・愛知コレクション
-------------------------------京都コレクション------------------------------------------------------

京都1



京都2


-------------------------------岐阜コレクション------------------------------------------------------

飛騨高山◆飛騨高山の干支鈴(岐阜県高山市 岩光子)
岐阜県は愛知県に比べて郷土玩具の少ない所ですが、名古屋周辺の影響で、県内各所で土人形が作られており、今も続けて製作されているところもある。
岩さんは、干支鈴、雛土鈴をはじめ各種の土鈴を作っている方です。



一位細工◆一位細工(岐阜県高山市)
一位木(学名:あららぎ)は高山市南方に所在する一位山に産し、この木の特質である木目と色が美しい800年も前から笏木として朝廷へ献上されたと古記録がある。
一刀彫りは同じ一位材で作るのですが、板物より芸術的であり、今日では、一位細工と言えば一刀彫りを指すようになっています。



美江寺◆美江寺の土鈴(岐阜県岐阜市美江寺 中島一夫)
岐阜市には伝統的なものに美江寺の土鈴がある。三月一日の「蚕祭」に境内の露店で売られる縁起物で、宝珠、釜、米俵、巾着、福の神型の種々がある。
もとは、蚕窯に下げ、この土鈴を鳴らして釜敵のネズミの駆除にしたものだが、いつの間にか五穀豊穣、商売繁盛の縁起物として求められている。製作者は、尾西市(愛知県)の起の土人形の中島一夫さんです。
今は養蚕農家も激減し、土鈴を作る人もいなくなり、中島さん一軒となっている。



-------------------------------愛知コレクション------------------------------------------------------

常滑焼◆常滑焼(愛知県常滑市 森田勇)
愛知県は、陶磁器や屋根瓦の名産地であるだけに各地に沢山の土鈴があり、授与鈴を頒布する自社も多い。
土人形も同様に県内至るところで生産され、かつてはこの県を代表する郷土玩具であったが、今ではその殆どが廃絶した。
それでも、昔の繁栄ぶりがしのばれるように、各地に散在している窯元でわずかながら作られている。
常滑焼は、西暦1100年頃から900年余年の伝統を持ち、備前、越前、信楽、丹波、瀬戸と共に日本で最も古い「六古窯」の一つとして数えられています。
この作者森田さんは、昭和13年常滑市に生まれ、昭和32年、県陶磁器試験所彫刻養成課程を終了、現在常滑の陶彫会に属し、手広く原型師として活躍されています。



卵◆後藤孵卵場創業40周年記念彫刻(愛知県一宮市 後藤順)
ヒヨコの生産で世界で名の知れた株式会社後藤孵卵場の創業40周年にあたる昭和57年9月に二科会所属の彫塑家(二科会入選16回)でゴトウヒヨコ友の会の会長でもある後藤さんに依頼し製作されたものです。後藤静彦社長が秋田に来秋した際、私の手作りタマゴで作ったニワトリをプレゼントしたら、その御礼として送ってくれたものです。



2017.11.22 Wednesday 08:07
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静岡・山梨・群馬コレクション
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静岡◆遠州民芸 糸細工(静岡県浜松市 伊藤以恵)

静岡県は、郷土玩具の各種揃った地域ですが、土鈴はあまりみかけません。
浜松は、明治以来の日本三大錦織物の産地として知られています。その織物工場から出る屑糸から何かできないだろうかと長年のアイディアと研究の結果生まれたのが糸細工の縁起物シリーズです。
一つ一つ丹念に仕上げた手作り品です。



-------------------------------山梨コレクション------------------------------------------------------
山梨◆甲州土鈴(山梨県甲府市 斉藤岳南)

山梨県は、郷土玩具の比較的少ないということだが、長い伝統を持つ甲州だるまが今も作られている。
古くからの作者は亡くなり、戦後から始めた斉藤さんが、ただ一人の製作者である。
土鈴の製作も各種手がけています。
斉藤岳南さんは、毎年の干支鈴に「無病息災、家内安全」などの言葉や名前まで入れてくれ、大変人気です。



-------------------------------群馬コレクション------------------------------------------------------
群馬◆奥利根民芸 くるみ細工(群馬県)

群馬県を代表する郷土玩具といえば、だるまとこけしでしょう。
高崎だるま、豊岡だるまが有名ですが、この地でニワトリの民芸品を探すのは大変です。まして、群馬県には旅行する機会もなく困っていたら、社員の息子さんが群馬県に転勤になり、訪ねたときに見つけて来てくれた一品です。
この「くるみ細工」の産地「奥利根地方」では、昔からくるみは「来る身」つまり「帰ってくる」という縁起の良い木の実で、戦地に征く兵士などは、再び故郷に帰れるようにと必ずくるみを身につけて行ったものだそうです。
今は戦争こそありませんが、一歩家を出れば、身の回りを交通事故はじめ、さまざまな危険が取り巻いている世の中です。家族が毎日無事に我が家に帰れるよう、願いを込めて小さなくるみの一つ一つに絵柄を彫刻した物がこのくるみ細工です。
材料のくるみは、奥利根地方に原産する山ぐるみ(丸い実)と姫ぐるみを用いていますが、こと姫ぐるみは他所ではあまり見られない珍しいくるみです。
このくるみを一つ一つ丹念に磨き上げ、中身をくりぬき、それぞれのくるみの形や凸凹をうまく利用して絵柄を決め、彫刻していきます。
くるみには、彫られる深さが一ミリぐらいしかなく、凸凹を利用しないと絵を彫り込むことはできません。
故に一個一個全て違った作品になります。


2017.10.06 Friday 13:04
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千葉・埼玉・神奈川コレクション
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千葉 笹原人形◆芝原人形(千葉県長生郡睦沢町 千葉惣次)
千葉県の郷土玩具には、まず芝原人形があげられる。
芝原人形は、明治初期、芝原の田中錦造が農業のかたわら12月から3月頃までの副業として作り、春の市で売り始めた。
その後、春吾、謙次と三代にわたり製作され、昭和30年には千葉県の無形文化財に指定され、作品も80種近くあった。
田中謙次さんが91歳で亡くなられ、10年程途絶えていましたが、昭和57年に睦沢町芝原から4kmほど南の佐貫で千葉惣次さんによって復活され今に続いています。



-------------------------------埼玉コレクション------------------------------------------------------

埼玉 土鈴◆土鈴(埼玉県川口市 泉孝次)
日本郷土玩具の会の会員でもある泉さんは、郷土玩具をこよなく愛している方で、郷土玩具を素材にどのような物でも土鈴にしています。
張り子も木彫りも土人形も本物がわかっての土鈴作りですので、作品は暖かみを感じるほのぼのとした仕上がりです。



埼玉 張り子◆春日部張り子(埼玉県春日部市 五十嵐健三)
戦後、作り始めた張り子だが、作者の五十嵐さんが精力的に作っており、あまりの数の多さに圧倒されてしまう。
じっくり見ていくと面白い張り子に出会える。



埼玉 長谷川◆埼玉県川口市 長谷川善一




-------------------------------神奈川コレクション------------------------------------------------------

神奈川 張り子◆鎌倉張り子(神奈川県鎌倉市 勅使河原ゆき子)
神奈川県は、相模土鈴をはじめ多くの民芸品がある。
特に鎌倉は、いうまでもなく古社名刹の多いところで、土鈴の宝庫です。
江戸張り子の流れを汲む鎌倉張り子を勅使河原さんが製作しています。
勅使河原さんは、もとは東京の浅草に住んでいたが、昭和20年3月の下町大空襲に焼け出されて鎌倉に疎開。
戦後、夫の敬さんと共に張り子の型作りから始めて、江戸張り子の伝統を守り、犬張り子など製作を続けてきた。
昭和41年に敬さんが他界したが、その後も一人でコツコツと張り子の製作を続けている。



2017.09.04 Monday 10:42
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